堀江さんのお金はいつも正しいの書評・感想【お金とは信用という新しい価値観】

堀江貴文さんの著書「お金はいつも正しい」を読みました。

この本は2012年に双葉社から出版されたものを、2018年にペーパーブック版書籍として刊行し、コンビニのローソンにて販売されています。

今までも堀江さんの書籍は何冊か読んで勉強してきて、今回はたまたまコンビニで見つけたのですが、各チャプターの導入部分は漫画がついていてとても分かりやすく、他の人とは違う独自の視点と歯に衣着せない、いわゆる堀江節が満載の書籍でした。

このページでは、「お金はいつも正しい」を読んだ感想・私なりの書評をしていきたいと思います。

お金はいつも正しいのあらすじと重要なテーマ

まず本書の大まかなあらすじは以下になり、

生命保険や住宅ローンはお金の無駄、目的のない貯金は無意味、借金には良いものと悪いものがある、財産を守るための正しい資産形成とは…。「お金=信用」をキーワードに、混迷深まる現代ニッポンを読み解くホリエ式マネー論。

まずこの本では、「お金=信用」という考え方が1つの大きなテーマになっています。

そして、お金はあくまでも信用を数値化したものにすぎないというのが堀江さんの意見で、お金にまつわる古い価値観を改め、信用を積み重ねていくことこそが大事とのこと。

本の内容としては、「給料」「貯金」「結婚とお金」「投資」「自己投資」など各章1テーマを題材として、今までなんとなくまかり通っているお金にまつわる常識について、堀江さんが独自の見解を述べています。

この常識というのはたとえば、

・「貯金は美徳」という考え方

・持ち家信仰

・所帯を持つ多くの人が加入している生命保険について

・年功序列型の賃金システム

・「働かざるもの食うべからず」という社会通念

このような私たち日本人の多くが当たり前のように持っている一般常識について、堀江さん自身の起業当初やライブドア時代の話、幼少時代のエピソードをまじえながら鋭い指摘をしています。

またそのような考え方がなぜ日本に根付いているのか、理由や背景も簡潔に書かれているので、その点でも非常に勉強になります。

さらに各章の導入部分では、数ページの短い漫画が添えられているのでとても分かりやすく、またその漫画を後から読み直すことで、書かれている内容の理解をさらに深めることができるようになっています。

本書の中で特に私が気になったポイント

本書を読んだ中で私自身が一番グサッときたポイントは、チャプター3「貯金」の項目に書かれてありました。

そこでは日本人の多くは「老後のことを考えて」とか、病気などのトラブルに備えるなどの理由でコツコツとお金を貯めている人が多いのに、使い方が上手な人は少ないとあります。

そしてどうなるか分からない5年先・10年先に備えてお金をケチるよりも、しっかりと生きたお金を使って今を有意義に過ごすことが重要とのこと。

さらにそのような経験をすることで、知識・コミュニケーション・人脈・新しい発想などが生まれ、ひいてはそれらが自分の信用に代わっていくということです。

私なんかは典型的な小心者タイプで、洋服1つ買うにしてもいろんな店の商品を比較して悩んだ末に、「やっぱり買わない!」ということは何回もありますね。

他にもお金を引き出す時に、コンビニのATM手数料を払うのが嫌がためにわざわざ徒歩で5分はかかる銀行に行き、それを友達に付き合わせてしまったりとか・・・。

恥ずかしながら私はそこまで収入が高くないので、セコセコ倹約したところでたかが知れてるわけですし、これは考えを改める必要があると感じましたね。

あとはチャプター9の「自己投資」の項目も、考えさせられるものがありました。

そこでは習い事など積極的に自己投資している人はたくさんいるけど、その多くが受け身の姿勢なのでなかなか成果が出にくいと書かれていました。

これも私の過去エピソードですが、数年前に漠然と「英語が喋れるようになりたい」という理由で、英会話の塾に通っていた時期があります。

通い始めのころはモチベーションも高く、レッスンの前日には必ず予習・復習をして臨んでいましたが、いつしか塾に通うこと自体が目的になってしまいました。

そんな姿勢ですからダラダラと時間が経過してしまい、肝心の英語力はいつになっても上がることはなく、ほどなくして退会しました。

今思うとお金をドブに捨てたようなものですし、その時間を使って他に何か身に着けることができたのではと思ってしまいますね。

お金はいつも正しいを読んだ感想まとめ

最後に、「お金はいつも正しい」を読んだ書評・全体的な感想を書いていきます。

まず「お金=信用」という堀江さん独自の観点がとても新鮮で、書かれている内容も腑に落ちるものが多かったです。

人があまり大きな声ではいわない(いえない)ようなことも、ストレートな持論を展開し、バッサリと切り捨てる様は読んでいて痛快の一言!

また先述しましたが、日本人の多くが陥っているお金に関する固定観念に関して、本書を通して勉強になることは数多くありましたね。

個人的には「ゼロ」「多動力」に次いで、堀江さんの書籍の中ではップ3に入る良書だと思いますし、私と同じようにお金の使い方が下手なサラリーマンの方には強くおすすめしたい書籍です。

今すぐにベンチャー企業を立ち上げたり、リスクの高い投資に参入することはできませんが、お金を稼ぐ&上手に使っていくことで自分自身の信用を得ることの重要性を考えさせられる一冊でしたね。